青山健一ラジオ

ウエストを細くするのにダイエットは必要ないという事実

 

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青山健一の古着屋ガレージセール ラジオ

 


 

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世界一簡単にウエストを細くする方法


 
 
青山健一です、 
 
 
最近このラジオ配信ではダイエットについてお伝えしておりますが、本日はそれに関連したお話をしたいと思います。 
 
 
あなたはウエストを細くしたいと思いますか? 
 
 
人間も30代、40代以降となってくると、お腹周りに肉がつきやすくなってきますよね。 
 
 
特に下腹がぽっこりと出てしまって、お風呂上りに鏡をみると明らかに体型が崩れているのを確認できます。 
 
 
健康診断を受けても、腹囲が85 cm 以上になるとメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断され、特定保健指導の対象となってしまいます。 
 
 
こんな状態にまでなってしまった際には、なんとかしてお腹をへこます方法はないものか、と思案に暮れるわけですが、結局ダイエットしかないと考えて、一生懸命減量に取り組んだりします。 
 
 
ですが、なかなか下腹はへこんでくれません。 
 
 
お腹を部分的に細くするために、腹筋など頑張ってみても胴回り全体が細くなる気配は全くありません。 
 
 
「このぽっこり出っ張ったお腹をへこませるためには、いったいあと何キロ痩せればいいんだ?」 
 
 
と途方に暮れてしまいます。 
 
 
しかし見た目におけるお腹周りを細くするためには、ダイエットはあまり関係ないのです。 
 
 
実は腹が出てしまうというメカニズムが二つあります。 
 
 
一つは 
 
「脂肪が蓄積されている」 
 
ということ。 
 
 
もう一つは 
 
「腹筋が衰えている」 
 
ということなんです。 
 
 
脂肪がたまったぶんだけお腹周りが太くなるのは想像されるとおりです。 
 
 
しかし、 
 
実は脂肪の蓄積以上に腹筋が弱くなっているということが、中年以降お腹が出てきてしまう理由となります。 
 
 
若い頃に比べて腹筋が弱くなってきたために、体の内部の圧力によってお腹がぽっこり押し出されてしまうということですね。 
 
 
ということは、お腹をへこませるための最も効果的な方法の一つは 
 
 
『内臓の入ったお腹をコルセットのように筋肉で脇から閉める』 
 
 
ということです。 
 
腹回りをすっきり引き締めるのが目的なら、脇腹の深い部分にある「腹横筋」いう筋肉を強化すればそれで達成できる。 
 
 
そうなんです、 
 
実は減量しなくても、脂肪を燃やさなくてもお腹周りは細くなるんです。 
 
 
その方法を今日はお伝えします。 
 
 
それはドローインという方法です。 
 
 
一種の筋肉トレーニングなのですが、どこでもできる手軽なエクササイズですのでぜひ試してみてください。 
 
 

東京大学教授の筋肉トレーニング

 
 
僕自身がこのドローインのトレーニングを知ったのは2009年平成21年の8月のことです。 
 
 
当時読売新聞の4回にわたって掲載されていたコラムにこのドローインの紹介がありました。 
 
 
このドローインのアドバイスをされていた方は身体運動科学が専門で当時東京大学の教授だった石井直方教授でした。 
 
 
この石井直方教授、昨年2020年に東京大学を定年退職されていると思いますが、日本の筋肉科学分野の権威のみならず日本のボディビルの世界では伝説的な人なのです。 
 
 
1981年にはボディビルのミスター日本で優勝、ボディビル世界選手権3位、1983年にはミスター日本で再びタイトルを獲得、アジアボディビル選手権大会でも優勝をしてチャンピオンになります。 
 
 
日本を代表するトップボディビルダーかつ科学者ということですね。 
 
 
この方の現役時代の様子を読んだことがあるのですが、高重量&ハイレップスということで壮絶なまでの過酷なトレーニング。 
 
 
読んでいてこっちが吐きたくなるくらい、限界まで追い込む相当ハードなものだったようです。 
 
 
しかし競技者としてではなく指導者として紹介されるトレーニングはすべて理論に裏付けされた科学的なもの。 
 
 
実際にこのドローインをやってみると驚くほどの効果があることが分かります。 
 
 
度々このラジオでも話が出てきていますが、以前僕は店のお客様にガレージファイトクラブという1ヶ月間の肉体改造プログラムを無償でご提供してご指導させて頂いたことがあります。 
 
 
その時にも参加されたお客様にこのドローインをやっていただいたのですが、皆さん驚くほど「ウエストの減少効果」が見られました。 
 
 
どこでもできる30秒のエクササイズで面白いほどウエストのサイズがダウンします。 
 
 
1ヶ月間行えば平均してウエストのサイズが4.8 センチマイナスになるという実験結果も出ています。 
 
 
通勤通学などされる場合であれば、この30秒エクササイズを行いながら歩くだけで消費カロリーは40%もアップするという結果が出ていますので、ダイエットを行う上においてもとても効果的です。 
 
 
このラジオを聴きながら今すぐ取り組んでみて下さい。 
 
 

ドローイン(Draw-in)=お腹をへこませるだけ

 
 
このドローインですが英語で「内側へ引く」という意味です。 
 
 
あなたもきついズボンを履こうとする時にはお腹をへこませると思いますが、動きとしてのイメージはあの感じです。 
 
 
おへそ辺りを中心にお腹を背中にくっつけるようなイメージでへこましてみましょう。 
 
 
この時、呼吸は止めずに行ってください。 
 
 
背筋は伸ばして、お尻の穴を締めるように。 
 
 
猫背にならずに肩を心持ち後ろに引くような意識で行なってみてください。 
 
 
お腹をへこませることができたらその状態を30秒間キープできるように意識してみてください。 
 
 
最初のうちはお腹をへこませると息ができず、呼吸が止まってしまうかと思います。 
 
 
お腹をへこませると普段重力に引かれて下がっていた内臓がおなかの中で押されることになるのです。 
 
 
そのため、苦しくて息がしにくくなります。 
 
 
その時にお腹をへこませながら、お尻の穴を締めると骨盤の下にある筋肉が動き出して、下から内臓を押し上げるようになります。 
 
 
これによって内臓の位置が調整され本来あるべき正しい位置に収まるようになります。 
 
 
このドローインは30秒間を目安に行うわけですが必ずしも30秒後でなければいけないことはありません。 
 
 
できなければ30秒続けられなくても OK ですし、ですしそれ以上出来ればもっと長い時間を続けても OK です。 
 
 
コツとしては、「もう無理!きつい!これ以上キープできない」という状況になってからあと3秒だけ我慢しようと頑張ることです 。 
 
 
このエクササイズをいつでもどこでも、日常生活の中に取り入れて行えば確実にウエストのサイズは細くなりますし、カロリーの消費量がアップすることによってダイエットにも効果的です。 
 
 
僕自身の今までの経験上でも、ウエストを細くする上でこれ以上簡単で効果的な方法はありませんので是非試してみてください。 
 
 
それではまた!