青山健一の古着屋ガレージセール ラジオ
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祈り
青山健一です、
今回は少し肩の力を抜いてちょっと不思議な話をしたいと思います。
あなたはスピリチュアルなお話って信じますか?
世の中にはスピリチュアル系の内容が大好きな人って結構いらっしゃいますよね。
僕自身はどうかと言うと、割と嫌いじゃない方だと思います。
でも、ドはまりしているかと言うとそうでもない。
科学では説明できないからと言って、スピリチュアルな存在を否定しませんが、かといって世の中の全ての出来事を「運」や「目に見えない力」に結びつけるような事もありません。
なるべくフラットで、中立的な立場でいたいなと思っています。
僕は結構、
「私、霊感あるんです!!」
的な、霊感アピールしてくる人が苦手なんですよね。。
お化けとか霊の存在を感じて、「どやっ」てくるような人。
実際にかつていたんですね、僕より年下なんだけど先輩でそういう女の人が。
霊の存在を感じちゃう私って凄い、的な。
いや、霊の存在とか、その人が霊感をお持ちであることも否定しませんし、信じますよ。
霊の存在を感じ取れるという感覚やセンスは僕にはないものなので、素直にそこは才能だと認めます。
でも前のめりになって、声を大にして、いちいちいちいち、鼻息荒くして得意気に話されると面倒臭くてしょうがない。
「あなたの霊感アピール、別にこの状況でいらないですから」
って思ってしまうんですね。
なので、
その女の先輩への偏見から自分自身、スピリチュアルな物に対するスタンスはなるべくニュートラルな感じにしようとしてきました。
でもまあ、個人的には割と好きです、スピリチュアル系。
祈りの実験
かつて、アメリカでこんな実験が行われたことがあるそうです。
あなたは日常的に何かに対し祈りを捧げることはありますか?
何か特定の宗教を信仰されているのであれば、ご自身が信じていらっしゃる神様に対し敬虔な祈りを捧げているかもしれません。
ただここで行われた実験の祈りは、特に信心深い人の話ではありません。
しかも、特別熱心に何時間も祈るわけでもなく、自分自身が全く知らない人に対して祈りを捧げるというものなのです。
この実験の趣旨をお伝えしますね。
無作為に末期がんの患者を選び、 A と B の二つのグループに分けます。
そして、彼らからすごく遠く離れたところに住む10人の健康な人を選びます。
その人たちに A グループの患者さん、10名の名前を伝えて回復を祈ってもらうんです。
B グループの患者さんには全く何もしません。
祈ってもらった A グループの患者さんは、自分自身が祈ってもらっているということを全く知りません。
そして A グループと B グループの病気の回復率を調べたんです。
この結果はとても面白くて、
明らかに A グループの患者さんの方が回復率が高くなりました。
祈っている人は相手が誰かも知らないし、祈ってもらってる人は何も聞かされていないにも関わらずです。
不思議ですよね。
誰かのために祈ると何かが変わる
この実験は何回も繰り返されました。
そしてニューヨークの患者さんでもロサンゼルスの病院の患者さんに対しても行われました。
結果は全て同じです。
この時点において、祈りには患者を回復させる効果があり、そして距離も全く関係ないということが分かったのです。
これって現代の科学では全く証明できないことですよね。
でも実験という科学的アプローチで
「確かな結果が出た」
ということに関しては事実なわけです。
そして僕が思うに、誰かのために祈るという行為が
「自分自身にとっても良い結果をもたらす」
これは確実だと思います。
心理学的に考えると分かるのですが、人間の脳というのは思考に対する主語を認識できません。
「青山さんが良くなりますように」
という祈りをあなたが捧げた時に、あなたの脳は「青山さん」の部分を認識できないんです。
なので、あなたの心は
「(自分が)良くなりますように」
という願望を受けとります。
自分自身の心で求めているものに関しては、潜在意識の中において情報を受け取るようになります。
そうすると、あなたは日常生活の中で自分自身が良くなるような情報を選び、受け取り、行動し始めるのです。
そしたら
「現実世界の生活や人生もよくなっていく」
という仕組みです。
これは逆もしかりです。
誰かの不幸を望んだり、毒づいたりすると自分自身の人生をおとしめることになります。
日本には古くから
「人を呪わば穴二つ」
という言葉がありますね。
誰かを呪うという行為は、
「呪い殺した相手の墓穴を掘ると同時に、報いを受けて自分自身の墓穴も掘ることになるよ」
という教えです。
なので、
あなたがもし自分の人生を良い方向に変えたければ、他人の悪口を言ってはいけない。
祈ってください。
あなたの大切な誰かのために。
それではまた!